青少年のためのスペイン音楽ピアノコンクールグランプリ、日本クラシック音楽コンクール全国大会入選、日本アンサンブルコンクール2台ピアノ部門入選、スペイン国際音楽コンクール最優秀賞。
2006年3月、バルセロナにてアリシア・デ・ラローチャ、カルメン・ブラーボ(モンポウ夫人)の両女史のレッスンを受ける。これまでにピアノを市毛景子、木村徹、上原由記音、若林顕の各氏に師事、室内楽を斎木隆、佐野恭一の両氏に師事。高校での8年の勤務を経て現在は後進の指導の傍ら器楽、声楽、合唱の伴奏などで活動中。
DPICエンターテイメント所属アーティスト。
CD[リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」全曲]をリリース。
●●ひとこと●●
ピアノを弾いている時は豊かな気持ちになりまた集中して没頭することもできますが、一筋縄ではいかない面も確かにあります。僕自身は子供の頃からピアノの魅力を充分に感じていたわけではなく、それは自分らしく楽しく弾けているかということですが、その愉悦の境地に達するには作曲者や作品への理解、ピアノという楽器の特質を知ること、人前で演奏する際に音楽をどのように感じるか、など様々な要素が絡んできます。
高校から音楽の道を志すにあたり徐々にそのあたりの謎めいた問題を解決する糸口を、自分の師匠から教わることができました。そして、教える立場にもなると新たな発見があり、生徒がそれぞれの問題を克服するための確かな助言を模索するようになりました。ピアノを弾くということは年齢を重ねるほどに理解が深まり、より多くの気付きを得られると言えます。
お子さんの生徒さんには長く弾き続けられるための基礎的な素養を身に付けてもらい、大人の生徒さんには多角的に作品を捉えることができるようなレッスンを提供させて頂きたいと思っております。
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